Consulting Dojo — Training Tool 05

人間ゲート設計ボード
— 統制と速度、両方を設計せよ。事故は運ではなく、設計の帰結。

AIが自走する業務フローの、どこに関所を置くか。7つのステップに4種のゲートを配置し、 設計を確定すると——その設計での90日間の運用が再生されます。事故もシャドーAIも、 乱数では起きません。あなたの設計なら必ず起きることだけが、起きます。 型の学習は「遂行・統制力を鍛える」へ。

How to Play

  1. 自動化フロー7ステップそれぞれに、ゲートを1つずつ配置します。
  2. 「承認の重さ」が画面上部に表示されます。人の事前承認は強力ですが、置くほど流れは遅くなります。
  3. 設計を確定すると、90日間の運用リプレイが週次で再生されます。
  4. 統制×速度の2軸で判定。事故ゼロと速度の両立、90点以上で黒帯。

事前承認

人が確認してから次へ進む。最強の関所だが、置くほど流れが滞留する。

事後サンプリング

止めずに流し、後から抜き取り検査。品質を学習させ改善に回せる。

自動検証(機械ゲート)

ルール照合・突合を機械が全件実施。機械的に検証可能な処理にのみ有効。

ゲートなし

素通し。最速。そのステップで問題が起きても、誰も気づかない。

ベスト記録: 未挑戦(この端末にのみ保存)
設計

7つのステップに、関所を置く。

対象業務

住所変更に伴う顧客通知レターの完全自動化(1日約800件)

これまで営業店の職員が手作業で行っていた通知レター業務を、AIエージェントによる自動処理に切り替えます。あなたは統制設計の責任者。速すぎれば事故が、重すぎれば滞留が待っています。

承認の重さ 事前承認が増えるほど、フローは遅くなります
※全ステップに配置すると運用開始できます
運用

90日間リプレイ — あなたの設計が、動き出す。

Result

判定 — あなたの統制設計。

0
総合スコア(100点満点)
0
ゲート配置(70点)
0
速度(20点)+機械活用(10点)
0
事故・滞留ペナルティ

統制(縦)×速度(横)マップ — ●があなた、◎が専門家の模範

Expert Answer

専門家の統制設計書(1枚)

原則:不可逆・高影響の点に「人」、機械的に検証可能な点に「機械」、可逆・低影響の点は「サンプリング」で流しながら学ぶ。統制とは全部を見張ることではなく、急所だけを確実に守って、残りを速く流す設計である。

模範配置:①対象抽出=自動検証(件数・条件は機械照合)/②本人確認突合=自動検証(照合こそ機械の独壇場)/③文面下書き=事後サンプリング(適切性は判断業務。下流にチェックがあるため流して学ぶ)/④数値・宛先検証=自動検証/⑤コンプラ文言=事後サンプリング(承認済みテンプレ前提。新規文面のみ人に回す運用)/⑥送付実行=事前承認(唯一の不可逆点。ここだけは人がバッチ承認)/⑦記録・報告=ゲートなし(自動記録が最も確実。人手の記録こそ漏れる)。

別解:⑤を事前承認にする慎重型、⑦に自動検証を重ねる丁寧型も成立する(いずれも黒帯圏)。逆に成立しないのは、③や⑤への機械ゲート(判断は機械照合できない=「検証できない検証」)と、⑥のサンプリング(送った後に見つけても、レターは戻らない)。

ステップ別の検品 — その関所は、機能したか。

型を学び直す → 道場に戻る →